スタートアップの環境
久々に仕事の話に戻ります。
7月後半より、あるスタートアップに出資して週に一度、ボードミーティング(取締役会)に参加して、事業の進捗を話し合うミーティングに参加するようにしています。
5人が参加メンバーなのですが、みんな自由なのか忙しいのかで、いなかったり、遅刻が多いw。働き方も本当に自由です。
ただ、一度、事業報告がスタートすると、みんな真剣。
まずはキャッシュエンジンの事業から売上見込の報告。ふむふむ、スタートアップでこの売上は上出来。すでに赤字垂れ流しではないところが強い。サイバーの藤田さん、トライフォート大竹さんが推奨しているキャッシュエンジン経営とはまさにこれだなと思います。
続いて、自分がやりたかったプロダクト開発の進捗状況。
CEO:「8末にモックアップスを3ライセンスとって、ベータ版を9月中にラウンチしてアルファ版は年内かな」
プロダクト開発ど素人の自分にとっては新鮮な言葉が並びます。これはついていかないといけない。google先生の力を借りながら、言葉を理解して参加します。
企業と人材をマッチングするシステム開発なのですが、企業側に立つのかユーザー側に立つのか、差別化はどうするかなどの議論に移って行きます。
・転職の本質って何だろう?
・キャッチーなフレーズ欲しいよね。
・USで同様のサービスないの?
・○○さん(業界で有名な人)と一緒にやるとかは?
・まずはアナログでユーザー300人集めたいけどどうする?
・UI/UXでいい人いないかなあ
本当、答えのない議論がたくさん出てきます。
CEO(プロダクト責任者)、エンジニア、投資家、自分でディスカッションして行きます。転職に関しては、経験に基づいて何とか議論についていきます。
きっと、自分以外の人にとっては当たり前の光景なんだろうけど、自分にとっては非常に新鮮で、本当に面白い!!
何かを変えられる可能性を話すって本当に楽しいですね。
諸事情でまだ、オフィシャルにカンパニーサイトも公開出来ないけど、早く周知したいです。どういう化学反応があるのか。きっと初めからそんなにうまく行くわけはないのだろうけど、面白い会社になると思います。
久々に購入した『Surface Laptop』顔認証もありめちゃめちゃ快適です。
そして、リュックで自転車通勤をしたいなあ。(形から入る感じですが)
ミャンマー旅行記②
3日目、バガンのニャンウー空港からヘーホー空港に移動。
目的地のインレー湖へ。またまたついた空港は、お店がなく、タクシーの運ちゃんと交渉して、40000万チャット(約4000円)でホテルに行く事に。
泊まった場所は、「Novotel」
思ってもなかった位近代的な作りでびっくりです。これで一泊1万ちょいくらい。
部屋はヴィラタイプが多くて自分たちもヴィラの部屋でした。
早速、ホテルロビーで、ボートツアーの予約をして、ホテルの桟橋からボートに乗り込みました。ここは、湖上の上で生活する人たちがいる街でそれが見所です。
15年前と比べると、湖上に店(レストランやお土産屋)が増えて観光化された印象ですがそれでも、現代とは思えないくらいのどかでした。シルバーが名産のようでシルバー製品のお店行きました。
ここ、本当におすすめです!
夜は、ホテルにてディナー。ミャンマーワインを飲み、以外と美味しい事が判明。近くにワイナリーがあるそうで、そこでテイスティングも出来るらしい。
品種は、シラー&テンプラニーリョ
うまくマーケティングすれば、流行ると思うのだけどな。
ミャンマーワイン、ゴルフ、湖上のボート観光、そして、「スタンドバイミー」に出てきそうな、鉄橋など。
ここは一日しか行けなかったですが、非常に満足でした。次回はワイナリーに行って見たいと思います!
ミャンマーはビザも必要ですし、今までは軍事政権でまだまだ日本人にとっては未開の地だと思いますが、ミャンマーの地方は、人の手がまだ少ししか入っておらず、見所満載です。また、仏教の国で人柄も非常によく、英語も通じます。
ご飯は、タイに比べると微妙ですがホテルで食べれば全然美味しいし、ワインもある。
連れて行った先輩も非常に満足していました。
内容薄くてすいません。
ミャンマー旅行記①
先日、夏休みを利用してタイとミャンマー旅行に行って参りました。
ミャンマーは非常に面白いとこがたくさんあって、今後の観光としての伸びしろが非常にある国と感じました。
バンコクから、AirAsiaに乗り、ミャンマー第二の都市と呼ばれるマンダレーへ。
第二の都市の空港と行っても、お店はあまりなく結局外にあるローカルのお店へ。
ミャンマーローカル料理は約15年ぶりに食べるけど、あまり美味しくはない。。。
4時間程度のトランジットをここで過ごすため、持ち込んだワインを飲むことに。
もちろんワインオープナーなんてないので、強引に開けてもらってるところです。
空港で両替したら、こんな札束にw
久々のプロペラ機!なんとか無事に到着しました。
バガンは、至るところにパゴダ(仏塔)が点在する地帯です。
地震の影響で、今は登る事が出来なかったのは残念でしたが、夕日が綺麗でした。ちょっと曇ってましたが。
普通に馬車もたくさん走ってます。日本と同じ時代なのか錯覚するくらいのどかでした。
雨季だったらしく、泊まった「バガンロッジ」は、めちゃめちゃ空いていて(多分稼働率10%くらい?)快適でした。TukTukみたいなのを20ドル位でチャーターして、パゴダを周り観光しました。
ここに2泊して、次の目的地、「インレー湖」へ。
エコシステム
ベンチャー創業に参画して見て思う事。
まずは、ベンチャー創業だと事業内容と共に「資金」が非常に重要な要素。
言わば「軍資金」ですね。軍資金が無いと、良い人材が雇用出来ない、せっかく良いプロダクトを作っても広告によりスケールをさせるのに時間がかかるなどあります。
少し前からだと思いますが、今の日本はベンチャー企業が資金を調達するための手段とインフラがすごく整っていると思います。
エンジェル投資家やVC、クラウドファンディングと多岐に渡った調達手法があります。
Family& Friends Roundと言って、家族や友達に出資してもらう事も可能です。
この前、事業をやっている友人とランチをしている中で、彼は副業でM&Aの案件紹介をしているらしいのですが、これがかなり好調だそう。特に日本企業がM&Aをする金額か件数かはわからないですが、今や世界で一番多いんだそう。
金額の7-10%を手数料でもらうビジネスらしいです。特に海外のスタートアップを買収する手伝いをするのが人気だそうです。
ただ、その資金集めにはテクニックやコネクションのようなのが存在していて、ここをプロに任せる事が出来るかどうかが、ベンチャー企業をグロースさせる成功の鍵のような気がしています。
幸いにも自分が創業する社長含めて取締役のほとんどがCFO経験者で上場を経験させてきた人たちです。
お金の心配は本当に必要ないって言ってくれているので、事業に集中出来ますね。
折角、こんな優秀な人達に囲まれているので、スタートアップを見る目線を養おうと思います。
お金のあるところから、スタートアップに資金が還流して、日本を引っ張る企業を作るというエコシステム、良いですね。
これが実現出来ると日本の未来もそんなに暗くは無い!
話は変わりますが、自分の友人がやっているドローン事業。
最大手の物流企業や、インフラ会社、政府も巻き込んで進めているそうです。
将来的には、配達や、タクシーなどの運送は自動化される未来はすぐ近くまできているようです。
最近、「Uber」に対してバルセロナでタクシードライバーのストと暴動が起きたようです。きっと雇用の第一段階として、革命が起き、UberドライバーやUber Eatsのドライバーとしての雇用が出来ているけど、近いうちにこれも自動化していきます。
こうなった時には暴動ではすまないかも知れませんね。
そのために、ベーシックインカムが議論されていますが、本当にロボットがお金を稼ぐようになると、資本家と非資本家の格差が急激に広がると思います。
資本家から非資本家にお金を還流させるシステムは重要だと思います。ただその時に残る仕事は、下記の3つに分類されると言われています。
Creativity クリエイティブ系
Management 経営・管理
Hospitality おもてなし
ベーシックインカムで、最低限のお金をもらう事でその人がHappyになれるかというときっとそうでは無いんじゃないかなと思います。誰しも、仕事をすることを通して人生を豊かにしていくと思います。ただ、現実として残る仕事が少なくなった時に、今の日本の大多数の事務系の人達は準備した方が良いのだろうなと思います。
小さくてもお金にならなくても、何かしらの副業を始めたりするのは大事だと思います。
自分は、投資とマネジメントのプロになろうと思います。
エンジェル税制
自分はある企業のサラリーマンでしたが、30代後半になってベンチャーに
共同出資して、そこで働くことに決めました。
1000万円の出資をする事にしましたが、ある一定の要件を満たすと、
「エンジェル税制」というものがあり、総所得金額の40%または1000万円の低い方を上限として、その年の所得税から所得控除できるそうです。
設立○年以内や、資本金等に応じて要件が変わるようですが、今回の自分の出資企業は要件の対象となるようです。
実際に今年の自分の所得税はそこそこの金額なので、結果としてこちらの税制が使えるのは非常にありがたいです。
この制度、自分もほぼ知らなかった位、大多数の人が知らない制度だと思いますが、自分はここに資本主義の片鱗を見た気がします。
もちろん所得(エクイティも含め)が低い人だとそもそも税金が少ないので意味が大きくは無いかもしれないけど、一定の所得がある層にとっては、(もちろん確率は低いですが)上場前の企業に投資をすることで一定の金額が還付されます。
もちろん、1000に3つしか成功出来ないと言われているベンチャー企業なので、リスクは非常に高いですが、自分が信じて決めたスタートアップ企業です。
サラリーマンでも、マンション投資ばかりではなくて、こういったエンジェル投資を活用すると今後の日本のスタートアップの力が強まり、日本経済発展に繋がって行きますね。
自分が目指している姿が見えて来ました。
「スタートアップ」→ 自社の成功→ 投資家として、様々なスタートアップの支援
45歳までにこれができるようになろうと思います。
エンジェル投資家の友人
「エンジェル投資家」
エンジェル投資家またはエンジェル(ヨーロッパにおいてはビジネスエンジェルと呼ばれている)は、創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人のことである。投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的である。エンジェル同士でグループを形成し、情報の共有や共同出資を行う動きも見られる。
周りにエンジェル投資家をやっている人ってあまり多くは無いですよね。
お金があり、且つ事業を理解していて経営者とのパイプが無いとなかなかできませんから。多数のエンジェル投資家は、起業や共同出資→Exitをしてまとまったお金を生み出した後になる人が多いと思います。
自分は本当に運が良く、大学時代の友人でエンジェル投資家をしている人がいます。
もちろん、彼は数社の上場に役員として関与して、上場や事業譲渡(M&A)を成功させ、世の中のIT社長やCxOの人たちとのネットワークも非常にある。きっと引退しても恐らく困らない資金はあると思うのだけど、個人でシードと呼ばれる創業間もないベンチャー企業に投資をしています。
昨日、その友人と会って話すことが出来ました。
某外資ホテルのカフェにて。
一般的には、
VC(ベンチャーキャピタル)=経営にある程度関与する投資家
エンジェル=物言わぬ投資家
という扱いを受ける事が多いそうですが、彼はやっぱり事業家として、口を出したくってしまう事も多くてそれがストレスになる事もあるようです。それであれば、自分の目利きで、成長する可能性が高い、且つ自分で事業をやりたい事業に関しては出資し、経営まで自分でやってしまう、そんな生き方をしているようです。
正直、めちゃめちゃ自分にとっては理想的。
そこには、給与でいくら稼ぐとかという世界ではなく、やりたい事をやる。お金は、やった分10倍100倍になってExitしてやるんだというエネルギー。こういう気持ちがオーラを作っていくのか。
そんな彼が、自分でやりたい(既に始まりつつある)事業について語ってくれました。
詳細は、今のところここでは避けますが、今確実に旬なTech事業。そして、仲間のエンジェル投資家のみで出資者が構成され、VCはあえて入れずに●億を調達しているそう。
忙しい友人が話したいというのは必ず理由があるので予測はしていました。
友人「一緒にやろう!」「他のメンバーにはもう既に話はしてある」
自分「やりたい!」
自分はめちゃ嬉しくて、やりたい事がこんな形で話が来るとは。
出資も自分でしてもいいと。
自分「いいね!でも、創業間もないと最初は給与無し?」
友人「全然!ミニマム話してくれたらその金額でOK」「いい奴取るために資金集めてんだから」
そういう事なのか!!本当に経営者としての考え方に、はっとさせられます。
もちろん、ベンチャーなので失敗することはあります。
でも、十二分にお金ももらえて自分がやりたい事が勉強しながらチャレンジできる、そして、ベンチャー企業のCxOレベルとのネットワーク作りができる。エンジニアも含めて優秀なやつが多い(はず)。
「人生万事塞翁が馬」
最近、とても大変な事が起きて、人生の棚卸しをしているタイミングでした。
関係無い人からすると、どうでも良いかもしれないけど、自分ドラマを作れるんではと思うくらいのタイミング。
この話が1ヶ月ずれてたら悩んで断っていた可能性があります。なんという運命なのかと思います。
絶望の中、前向きに感謝して生きていると必ず希望はあります!
少し、自身を失くしていた部分もあったのですが、この話以外にも自分を評価してくれる人が何人もいてすごく励みになりました。特別なスキルもなく、本当に普通の人なのに。
まだ、最終的には決めていないけど、やりたい。いや、やってやる!という気持ちに傾きつつ。ただ、ちゃんと人生良いことばかり経験して来たわけじゃ無いので、しっかりと研究して、分析して考えて考えて最終的に決めようと思います。
キャリアビジョン
今日、お誘いを受けているある上場企業の役員の方に「キャリアビジョン」について質問を受けました。投資家兼事業をやって行きたい自分にとっては、キャリア=会社員としてのビジョンには若干違和感がありましたが、やりたい事は事業ですと伝えました。
自分も面接では、5年後、10年後にどうなっていたい?とか、何をしたい?などとかなり抽象的な事を質問するのですが、本質的にその人がどこを目指すのかが分かります。
管理職志向なのか、スペシャリスト志向なのか、家庭が大事で仕事は何でも良いと割り切っている人、お金のためなのか、成長のためなのか。
今現在、自分の仕事や人生の棚卸しをさせて頂けているタイミングで、このブログも始めました。こうなりたいって漠然的に思ってても本当にこれがやりたいって見えている人って結局少ないんですよね。きっとあれば、すぐに動いていて、みんな事業をやっているはず。
日本一の投資家を目指すのは、お金から解放されたいからであって、投資そのものをしたい訳ではないし、事業をやるのはなんのため?社会のため?日本のため?自分のため?家族のため?考えれば考える程良く分からなくなって来ました。
今とある街のカフェでブログを書いていますが、たくさんのサラリーマンがいます。
みんな何でそこで働いているのかなとヒアリングしたい位です。
「人はなぜ働くのか?」
ホリエモンが、獄中生活の中で、「一番欲しいものは?」という問いかけに「仕事」と回答したそうです。
お金でもなくて、使命でもなくて、ただ単に仕事をしたいという欲求は人間の本質なのかもしれませんね。このブログは、セミリタイアを目指すという内容なので、そもそも逆説になってしまうのですが、人は、給料や年収というしがらみを受けて仕事を決めすぎの気がします。生きるため、家族のためと言えばもちろん仕方ないんだけど、お金から解放された時に本質的にやりたい事が見えて来るのかなと思っています。
昔、学生の時に外務省などが支援する団体で、発展途上国へ行くスタディツアーに参加した事がありました。タイに行く機会で、国からお金が出るので、費用はすごく少なくて海外に行けるという事で参加させてもらいました。そこで学んだ事は今にも繋がるすごく良い体験だったのですが、最後に、プレゼンという形で学んだ事を発表する機会がありました。
ほとんどの人が、JICAや国連に入って、国際貢献をしたいという考えの人ばかりなのでしたが、自分の考えは全く異なりました。ビジネスマンで稼いだら、規模の大きい仕事で国際貢献したいという考えでした。
今でもそれはベースにあって、まずは、成功したい。そして、海外や日本に対して貢献したいなと考えています。お金を持った事業家って必ずといって良いほど何かしらの社会貢献をしていますよね。それが還元されるという事も自然と身につけている。それが理想の自分です。
と考えながら、せっかく頂いた棚卸しの時間。
人生の選択についてしばらく考えようと思います。