エンジェル投資家の友人
「エンジェル投資家」
エンジェル投資家またはエンジェル(ヨーロッパにおいてはビジネスエンジェルと呼ばれている)は、創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人のことである。投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的である。エンジェル同士でグループを形成し、情報の共有や共同出資を行う動きも見られる。
周りにエンジェル投資家をやっている人ってあまり多くは無いですよね。
お金があり、且つ事業を理解していて経営者とのパイプが無いとなかなかできませんから。多数のエンジェル投資家は、起業や共同出資→Exitをしてまとまったお金を生み出した後になる人が多いと思います。
自分は本当に運が良く、大学時代の友人でエンジェル投資家をしている人がいます。
もちろん、彼は数社の上場に役員として関与して、上場や事業譲渡(M&A)を成功させ、世の中のIT社長やCxOの人たちとのネットワークも非常にある。きっと引退しても恐らく困らない資金はあると思うのだけど、個人でシードと呼ばれる創業間もないベンチャー企業に投資をしています。
昨日、その友人と会って話すことが出来ました。
某外資ホテルのカフェにて。
一般的には、
VC(ベンチャーキャピタル)=経営にある程度関与する投資家
エンジェル=物言わぬ投資家
という扱いを受ける事が多いそうですが、彼はやっぱり事業家として、口を出したくってしまう事も多くてそれがストレスになる事もあるようです。それであれば、自分の目利きで、成長する可能性が高い、且つ自分で事業をやりたい事業に関しては出資し、経営まで自分でやってしまう、そんな生き方をしているようです。
正直、めちゃめちゃ自分にとっては理想的。
そこには、給与でいくら稼ぐとかという世界ではなく、やりたい事をやる。お金は、やった分10倍100倍になってExitしてやるんだというエネルギー。こういう気持ちがオーラを作っていくのか。
そんな彼が、自分でやりたい(既に始まりつつある)事業について語ってくれました。
詳細は、今のところここでは避けますが、今確実に旬なTech事業。そして、仲間のエンジェル投資家のみで出資者が構成され、VCはあえて入れずに●億を調達しているそう。
忙しい友人が話したいというのは必ず理由があるので予測はしていました。
友人「一緒にやろう!」「他のメンバーにはもう既に話はしてある」
自分「やりたい!」
自分はめちゃ嬉しくて、やりたい事がこんな形で話が来るとは。
出資も自分でしてもいいと。
自分「いいね!でも、創業間もないと最初は給与無し?」
友人「全然!ミニマム話してくれたらその金額でOK」「いい奴取るために資金集めてんだから」
そういう事なのか!!本当に経営者としての考え方に、はっとさせられます。
もちろん、ベンチャーなので失敗することはあります。
でも、十二分にお金ももらえて自分がやりたい事が勉強しながらチャレンジできる、そして、ベンチャー企業のCxOレベルとのネットワーク作りができる。エンジニアも含めて優秀なやつが多い(はず)。
「人生万事塞翁が馬」
最近、とても大変な事が起きて、人生の棚卸しをしているタイミングでした。
関係無い人からすると、どうでも良いかもしれないけど、自分ドラマを作れるんではと思うくらいのタイミング。
この話が1ヶ月ずれてたら悩んで断っていた可能性があります。なんという運命なのかと思います。
絶望の中、前向きに感謝して生きていると必ず希望はあります!
少し、自身を失くしていた部分もあったのですが、この話以外にも自分を評価してくれる人が何人もいてすごく励みになりました。特別なスキルもなく、本当に普通の人なのに。
まだ、最終的には決めていないけど、やりたい。いや、やってやる!という気持ちに傾きつつ。ただ、ちゃんと人生良いことばかり経験して来たわけじゃ無いので、しっかりと研究して、分析して考えて考えて最終的に決めようと思います。